私は、はじめて過去問演習で午後問題を解いたとき、ちんぷんかんぷんでした。
その時に、午後問題を解けるようになる助けとなったのが今回オススメする本です。
この著者(左門さん)の本は、最初(2014年頃)自費出版で発行されていました。私は当時応用情報を取得した後で、ネットワークスペシャリストに挑戦してやる!と思いネットワークスペシャリストの勉強をしていたのです。その時ちょうど「ネスペ本」がはじめて発売されて、書店には置かれていないのでネットで買ったことを覚えています。その当時は「知る人ぞ知る午後対策の良本」という存在で、その本のおかげで早々に午後問題が解けるようになりました。それから著者さんの努力で、書店で見かけるのが当たり前になってきましたよね。めでたしめでたし。。
・・・って終わるんかいっ!
本題に戻ります。
この本はどんな本かと言うと、午後対策に特化した本です。
他の午後対策本と何が違うかというと、
良い意味で、余計な関連知識はあまり書かれていません。
あと、過去問演習をやっている時、
受験者の立場「こういう回答でも良いんじゃないの?」
出題者の立場「いやいや、問題文にこう書いてあるから模範解答のように答えないと不正解なんですよ」
という多くの人が思うであろう疑問について、疑問~解決まで書いてくれていて、かゆい所に手が届いている本に仕上がっているんです。
最後に、これは他の対策本でも同じことが言えるかもしれませんが、各分野のスペシャリストの方が各問を担当して最良の解説を書いてくれています。左門さんが一人で考えて一人で書いているわけではありません。
絶対わかる情報処理安全確保支援士 2017年秋版(H29秋向け最新版)
2016年秋問題の解説
2016年春問題の解説
2015年秋問題の解説
2015年春問題の解説
2016年秋時点で、全部で4冊発売されていますが、なるべく新しいのを1冊やれば良いのか?というと私はそうは思いません。
あくまでも201X年いついつの過去問をわかりやすく解説&過去問を利用して問題の解き方を教えてくれる本なので、皆さまが読んでそれぞれの本で得るものは異なると思うんです。
そろそろアマゾンなどで中古もあるでしょうしもし4冊買っても、1回1~2万円するセミナーに行ったと思えば、良本を4冊買うことはそんなに痛手ではないと思いますので、短期集中で時間とお金をかけて、最短距離で合格を目指して頂ければと思います。
以上です。