私はH29年秋情報セキュリティスペシャリストを受験して、午後Ⅰの得点があと1点足らずに不合格という結果でした。ですが、午後Ⅱは自己採点で6割を超えています。
この記事を書こうと思ったのは、こういう結果だった私が「自分に足りないものは何かな~、実は知らない用語があったりするのかな~」と思いながら書店で、情報安全確保支援士の用語をひたすら説明している分厚い本をペラペラ読んだときのことです。
「まぁ何となくはわかってるけど、細かいところを聞かれたらわからないところは多々ありそうだなぁ」と思ったのです。これがどういうことかと言うと、分厚い本に書かれている用語を一つ一つ丁寧にわかっていなくても私は限りなく合格にところにいるということです。それは、合格するためにやる中で優先度は低いということだと思いました。
分厚い参考書に載っている用語を全て説明できても、試験に合格できない人は確実にいると思います。なぜそういう人がいるのかというと、情報安全確保支援士に合格するためにはセキュリティに関する用語の知識があるだけでは絶対に合格できないからです。
じゃあ何を勉強すればいいの?何ができればいいの?というのは、
用語を一つ一つ理解するよりも、
● 問題文から回答を導き出すチカラ
● マルをもらえる回答を作るチカラ
これらの方が圧倒的に大事だと思います。
分厚い本に載っている知識も必要でしょ!とお思いの方、おっしゃる通りです。私も何もやってないわけではありません。言いたいのは時間をかけるのをやめませんかということです。私は時間をかけずに頭に入れるために、以下のことをやってます。
時間をかけずに用語を把握する方法
● 用語が説明されてる厚い本を買う(古本で一年前のを買うのもあり)
● カッターで持ち運びやすいように本を分割
● 一番最後に出てくる過去問演習とかは不要(用語を頭に入れることが目的)
● 一週間のあいだ通勤電車で流し読みで繰り返し読む(じっくり読むと終わらない)
● わからない用語は別の本やサイト検索で理解するまで調べる(複数の説明を見るのがポイント)
● 時間がたって忘れてきたらまた同じことをやって記憶を定着させる
「記憶を定着させる」とか言っていますが、この辺の話は本を読んだりして研究してみてください。 さいごに・・・「用語集に時間をかけるのを止める」という題名にはしましたが、もちろん用語を覚えなくて良いという意味ではありません。情報処理安全確保支援士試験はスペシャリスト系の中でも、暗記すべき用語が数ある方だと思います。それを効率良く乗り越えていかないと午後問題なんて解けませんので、少しでも効率良く理解と暗記をしていけるように工夫していくべきだと思います。以上です。