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【午後問題対策まとめ】直前に読んでも必ず5点アップ(情報処理安全確保支援士版)



直前に読んでも必ず5点アップ(午後対策まとめ)

 いよいよ「情報処理安全確保支援士試験」が近づいてきましたね。残りの時間で少しでも点数をあげるにはどうしたら良いか・・・効率的に過去問演習をやりたい!という方のために、注意すべきことや問題に正解するために必要な考え方を書きますので、ぜひ参考にしてください。

主に、
● 午後問題の回答を作る上でのコツ
● 本文を読むときのコツ
について書きました。

当サイトの重要度高のノウハウをまとめた+プラスαの内容になってます。



マーキング技術をあげて、本文の把握力をあげる

私はこれが一番重要だと思っていますが、簡単ではないです。

情報処理安全確保支援士の本文を読み慣れるレベルまでは、半年も勉強していれば行くと思うんです。でも、「どんな回答を書いて良いかまったくわからない」「模範解答と全然ちがうことを答えてしまった」というのを克服するためには、「本文ではこういうことが起きていたのか」「こういう前提条件があったのか」というところをなくしていかないと正解率は一向にあがっていかないと思うんです。

以下の記事をきっかけに、どうやったら本文を把握するチカラをあげられるか考えてみてはいかがでしょうか。

本文を「読む速度」「把握するチカラ」の向上はこの記事に書きました。
⇒ 10.問題を解く時間を短くする方法(午後対策) - 情報処理技術者試験ノウハウサイト


本文/設問構成を理解し、読み解く流れを事前に決めておく

例えば以下のような問題があったとします。
f:id:nanacy7741:20190205195127p:plain

上記の場合、
・設問1を解くためには、冒頭文+[段落1]本文、図、表までを読めば解けるように作られている。

・設問2を解くためには、冒頭文+[段落1]本文、図、表[段落2]本文、図、表までを読めば解けるように作られている。

ということを理解しておいてください。これを踏まえて、ご自身がどういう順番で読み進めて、問題を回答するかを事前に考え決めておくべきだと思います。

進め方の例1)
 本文読んだり設問を考えたり行ったり来たりすると混乱するので、最初に本文を最後まで読んでから一気に回答する。

進め方の例2)
 設問1を解くために必要な箇所まで読み進めてから、設問1を回答する。

どちらが正解という話ではありません。ご自身に合う解き方、少しでも点を取れる解き方を考えて身につけて頂けたらと思います。

本文を読む・問題を回答する進め方の改善方法はこの記事に書きました。
⇒ 10.問題を解く時間を短くする方法(午後対策) - 情報処理技術者試験ノウハウサイト


下線の直前(問われている箇所)をよく確認する

試験に慣れてくるとおろそかにしがちですが、下線の直前(問われている箇所)は、回答そのままが書かれていることが少なくありません。

何を回答すれば良いか検討つかない・・・ような場合は、一度落ち着いて下線の直前を見直してみてください。答えが落ちているかもしれません。


最近の問題を例にあげます。


H29年 秋 午後Ⅱ 問1
設問1(4)
f:id:nanacy7741:20181003100408j:plain
f:id:nanacy7741:20181003095916j:plain
<模範解答>
デバッグ用プログラムとその起動スクリプトを削除したファームウェアを作成し、Zカメラに配布する。

H29年 秋 午後Ⅱ 問1
設問3(5)
f:id:nanacy7741:20181003095857j:plain
f:id:nanacy7741:20181003095951j:plain
<模範解答>
ほかのWebサイトから漏えいした情報に電話番号や電子メールアドレスが含まれていた場合


問題文に書かれているヒントを踏まえて回答する

 本文中にわざわざ書いてくれているヒントは必ず拾って活用しましょう。試験本番のときは皆さん急いでいますから、これをちゃんとやるのは中々難しいのですが、ちゃんと意識しないといけないポイントです。

具体例)
 「どういう影響が考えられるか?」という問題で、本文には「このウィルスは感染を広げるタイプではない」と書かれているのに「~にもウィルスが感染してしまっている」と書かないように気を付けること! これではもろに引っかかってしまっています。「なんでわざわざこんなこと書いてあるんだろう」ということは濃い目にマークがオススメです。


本文の表・図など全て使って回答する

 このコツは午後Ⅰに特にいえます。午後Ⅱは本文が長いため回答に絡まない箇所も出てくるためです。

たとえば・・・(わかりやすくするために極端な例で説明します)

本文に表と図が1つずつあり、設問が2問あるとします。1問目の回答は表から導いて2問目の回答も表から導いたとしたら、図は自分の回答に絡まなかったことになります。

回答に絡まない所があったら「自分の回答に間違いがあるかも」「回答に絡むべき箇所が抜けてるかも」と自分の回答をチェックするときの目安になります





ここからは「回答の作り方」が続きます。

 文字数指定の回答の作り方
 聞かれていることに答える
 模範解答は3種類に分かれる


文字数指定の回答の作り方

「30字以内で具体的に述べよ」の問題の答え方です。

過去の模範解答を見ると回答の書き方はパターン化されています。自分で思いついた通りに回答を書くのではなく、模範解答のパターンを把握してパターンに合うように回答を書ければ、正解率も必然と上がっていくと思います。

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